ホーム調査レポート内部まで侵入したカビの殺菌方法に関する調査

食の安全なるほどレポート
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内部まで侵入したカビの殺菌方法に関する調査

アルコール製剤の噴霧は表面に発育したカビの胞子を殺菌する効果はありますが、壁等の内部に侵入したカビの菌糸まで殺菌することは困難です。カビが内部まで侵入している場合、完全に殺菌するには塩素系カビ取り用洗浄剤の使用が効果的です。

調査目的

家庭の台所やお風呂場からレストランの調理厨房や食品工場、食品倉庫などによく発生するカビを殺菌する際、通常よく使用している塩素系カビ取り用洗浄剤使用の場合とアルコール製剤使用の場合の効果を比較し、注意点を考察した。

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調査方法

PDA寒天培地上の濾紙上に発育したクラドスポリウム属の「カビ」コロニーに対し、15cm程度距離を置いた所から、各殺菌剤を濾紙上に10回噴霧してカビの胞子を殺菌後、濾紙の下の培地を採取して培養し、濾紙の下への侵入状況とその後の殺菌又は発育状態を観察しました。

調査結果






考察

アルコール製剤も塩素系カビ取り用洗浄剤も表面に発育したカビには効果がありました。しかしアルコール製剤では更に深部の菌糸は生きており、条件さえ整えば再びカビが蘇る可能性があることが分かりました。塩素系カビ取り用洗浄剤は殺菌効果を保持したまま内部まで浸透し効果を顕し、カビの再発生を抑制していました。 

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